同じ「不調」でも、人によって出やすい場所はまったく違います。
ある人は胃にきたり、別の人は鼻づまりが続いたり。女性の場合は特に「腎臓・子宮」といった骨盤まわりのトラブルも目立ちます。
アーユルヴェーダでは、この違いを「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」という3つの体質(ドーシャ)の傾向で
説明しています。
自分の体質の弱点を知ることで、不調の予防や妊活・更年期ケアにも役立ちます。
アーユルヴェーダと体質別の不調
3つのドーシャは、からだと心のバランスを司る基本的なエネルギー。
それぞれのドーシャが乱れると「弱点」として不調が現れる部位があります。
ドーシャについては以下の記事もご参考ください^^

ヴァータ体質 ― 腎臓・子宮・骨盤まわり
- 出やすい不調:冷え、不眠、便秘、腰痛、生理不順、不安感
- 特徴:ヴァータは「風」の性質をもち、乾燥や冷えに弱い。
特に女性では、腎臓や子宮といった骨盤内臓器に不調が出やすいのが大きなポイントです。
妊活での生理周期の乱れ、更年期での下腹部の冷えや不安感は、ヴァータの乱れと深く関係します。 - ケア方法:
- 白湯や温かい飲み物で腎臓を温める
- 下腹部や腰をオイルマッサージして血流を促す
- 規則正しい睡眠・休養で神経を安定させる
ピッタ体質 ― 胃・十二指腸
- 出やすい不調:胃痛、下痢、肌荒れ、イライラ
- 特徴:ピッタは「火」の性質をもち、消化器にトラブルが出やすい。妊活中のホルモンバランス、更年期のホットフラッシュや怒りやすさとも関連。
- ケア方法:
- 辛いものや油っこい食事を控える
- ミントやコリアンダーなど清涼感のある食材を取り入れる
- クールダウンの習慣(瞑想、深呼吸、リラックス)を大切にする
カパ体質 ― 胸腔・鼻腔
- 出やすい不調:鼻づまり、むくみ、だるさ、気分の停滞
- 特徴:カパは「水と土」の性質をもち、余分な水分や粘液が溜まりやすい。季節の変わり目や梅雨時に体調を崩しやすい傾向があります。
- ケア方法:
- 軽い運動やサウナなどで発汗を促す
- シナモンやジンジャーなどスパイスで消化をサポート
- 朝の過ごし方を工夫し、だらだら寝過ぎないようにする
複合体質の場合は?
ほとんどの人は単一体質ではなく「ヴァータ×ピッタ」「ピッタ×カパ」などの複合型も多かったり。
自分に出やすい不調の場所を観察し、両方のケアを取り入れるのが大切です。
まとめ
アーユルヴェーダの視点では、「不調が出やすい場所」は体質ごとで傾向があります
ヴァータは腎臓・子宮、ピッタは胃、カパは胸腔や鼻腔。
この弱点を知り、毎日のケアを整えることで、妊活や更年期の不安定な時期も穏やかに過ごせますし
病気にならないからだづくりができますよ。
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