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中氷川神社へ行ったレポ!|戦後の歴史に触れて思うこと

昨年の初夏に、埼玉県所沢市山口にある 中氷川神社 を訪れました。
緑に囲まれた参道を歩いていると、静かで穏やかな時間が流れていて、日常から離れた特別な空気を感じます。

電車でのアクセスは、西武狭山線の下山口駅というところで、駅からは20分くらい歩きます。
歩きました(笑)

バスも通っているので、駅からはバスを使った方がおすすめかもしれません💦
「ところバス」と「西武バス」があるようです。

一番は、車がいいのかな。とにかく、のどかな場所でした。

中氷川神社は、実はとっても歴史深く、わたしが初めて知ったのは、
作家のさとうみつろうさんのYouTubeで紹介されていたことからでした。

その動画を視聴し、こんな日本にとって重要な神社にぜひ一度行ってみたいと思い、
思い切っていってみることにしました。

さとうみつろうさんのYouTubeはこちらからご覧いただけます👇


目次

戦後と神社の物語

境内の由緒を読みながら改めて驚かされたのが、この神社が 戦後の歴史に大きな役割を果たした ということです。

第二次世界大戦後、GHQの占領下にあった日本では、「日本人の精神を正すため、神社を壊すべきだ」という議論まで出ていたといいます。
今では考えられないことですが、もし実行されていたら、日本の風景はまったく違っていたはずです。


当時の宮司、山口文治氏の尽力

そんな危機の中で立ち上がったのが、当時の宮司・山口文治氏。
彼はわずか3日間で「新嘗祭(にいなめさい)」を準備し、GHQの将校を招き入れました。

盛大に行われた祭りに感銘を受けた将校たちは、神社を破壊するのではなく「日本の文化として残すべきもの」と理解を示したのだそうです。
結果として神社破壊の方針は撤回され、今日まで全国の神社が守られるきっかけになったと言われています。

参拝しながら、「あのときの山口宮司の行動がなければ、この景色もなかったのかもしれない」と思うと、胸が熱くなりました。

新嘗祭は現在でも続いている

歴史のひとこまで終わりではありません。中氷川神社では 現在も毎年11月23日の勤労感謝の日に新嘗祭 が斎行され、地域の人々が収穫の恵みに感謝する儀式が続いています。

新嘗祭は古来より「天皇がその年の新米を神々に供え、みずからも口にする」大切な行事。五穀豊穣を祈るとともに、国と人々の安泰を願う意味が込められています。

そして現代では、この日が 「勤労感謝の日」 として国民の祝日になり、働くことへの感謝と収穫への感謝が重なる日となっています。


訪れて感じたこと

境内はひっそりとしていて、なんと御朱印所にはこの日誰もおらず・・・
残念ながら大好きな御朱印はいただけませんでしたが(笑)

むしろその静けさが心地よく、歴史の重みをしっかり味わう時間になりました。
木々の間を吹き抜ける風や鳥の声が、何かを語りかけてくるように感じられました。

「当たり前にそこにある」と思っていた神社も、実は多くの人の努力で守られてきたもの。
その事実を実際に訪れることで強く実感しました。

そして、もっと日本の神社に対して、感謝の気持ちを忘れないこと。
神社があるということの重要性を多くの方々に感じてほしいなと思いました。


まとめ

中氷川神社は所沢の地元に根づいた神社ですが、戦後の歴史を変えた大きな役割を果たしてきた場所でもあります。

ただ参拝するだけではなく、「今ここにあることの意味」を深く考えさせてくれる時間となりました。
また季節を変えて訪れ、静かに手を合わせたいと思います。

次訪れるときは、御朱印もいただけるといいな・・・(笑)

歴史を感じたい方は、ぜひ一度、
訪れてみてはいかがでしょうか☻

神社についてはこちらの記事もよろしければご覧ください✨


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この記事を書いた人

ファスティングカウンなど内側からからだの不調を改善するサポートや外側からケアするトータルエステの施術をしてます。 食傾向のお悩み・免疫力UP・ダイエットサポート。 健康志向ですが、好きなものもちゃんと食べてます。 趣味は旅行・バスケやその他のスポーツ観戦・軽めの運動・読書、グルメやカフェめぐりなどなどアウトドアでもありインドアも好き。

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