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ファスティング中に起こるケトン体とは??

こんにちは!
ファスティングカウンセラー兼アーユルヴェーダセラピストのYUKOです♪

ケトン体とは聞いたことがありますか?
ファスティング中ではこのケトン体が活躍し、身体づくりの手助けをしてくれます!

本日はそのケトン体について、お話していきますね。

この記事では、ファスティングに対して
☑糖も栄養として必要なのに取らなくても大丈夫
☑糖を取らないからエネルギーが急激に減りそうで頭が働かなさそう
☑筋肉作りが大事なアスリートには向かない?

そんなことがわかります!

目次

ケトン体とは?

さて、本題から入っていきます。

ケトン体とは、炭水化物などの糖質を摂取したときに体内で発生するもののことを言います。
脂肪酸が肝臓内で分解されてできて、ブドウ糖に変わり細胞内でエネルギーの材料になります。

体内に存在するブドウ糖(グルコース)の量が減ると、肝臓に蓄えられているグルコースが結合した高分子であるグリコーゲンがグルコースに分解されて利用されるようになります。

ただしグリコーゲンは、約24時間で枯渇してしまうため、その後は筋肉中のたんぱく質や脂肪細胞に蓄えられている脂肪酸がエネルギーとして使われる仕組みです。

ケトン体はこの脂肪酸から作られる物質です。

ファスティング中に起こる物質の動き

プロテインファスティング

ファスティングを行う上で、食物からエネルギーを摂取しなくなると、身体の中では体内の栄養素からエネルギーを作り出す仕事が始まります。

その材料として使われるのが、先ほどお話しした肝臓や筋肉に蓄えられたグリコーゲンです。
グリコーゲンはすぐにブドウ糖に変えられます。

一方で、グリコーゲンがなくなってしまうと、肝臓に一定量プールされていたアミノ酸からブドウ糖を作ります。

さらに、アミノ酸が尽きてしまうと、そう自己犠牲が始まります!笑
窮地に立たされた時の行動と同じかもしれません!笑笑

その自己犠牲の最初の標的は筋肉です。


筋肉を分解し、アミノ酸の形に変えて、肝臓に送り込みます。

一方でこの肝臓はその送り込まれたアミノ酸を原料にし、ブドウ糖を作り、血中に供給し必要最低限の血糖値を維持しようとします。

その後の糖新生とケトン体の存在


次に、ダイエット中の方にがうれしい脂肪組織が使われます!

脂肪はグリセロールと脂肪酸が組み合わさり出来ているものです。
その一つグリセロールが肝臓でブドウ糖に作り替えられ、エネルギーとして燃やされます

こうしたシステムのことを糖新生といいます。

中性脂肪から分解されたグリセロール、乳酸などからブドウ糖を形成して、血中に供給する糖新生が活発になります!
それにより、エネルギー消費量が増加するのです。

もう一つの脂肪酸の方は、糖新生には使われません。

肝臓に送られたこの脂肪酸は、ケトン体につくり変えられて、最終的にはエネルギーとして使われます!
ケトン体は、中性脂肪や中性脂肪酸を分解する働きがあり、エネルギーを生み出します。

つまり、ファスティングで脂肪が減る現象は、このケトン体の働きにあります。

これがファスティング中に起こるケトン体の存在です!!

良質なアミノ酸を取ることが大切

ファスティング中もケトン体のおかげで過度なエネルギー不足にはならないことはわかりました。
少しケトジェニックダイエットと似ていますね。

しかし、普段と違う身体になっていることは確かです。
運動は適度に。トレーニングも適度に行うようにし、
アミノ酸スコアが100の良質なアミノ酸や良質なたんぱく質を取りながらファスティングを行うことが、筋肉維持として大切になります。

アスリートさんに向かないのか?という部分ですが、オフシーズンに行うのが良いですね。

シーズン中に普段と違う身体の働きをしてしまうことで、体調を崩してしまっては元もこうもありません。

そして、オフシーズンでもトレーニングはしてらっしゃると思いますので、必ず専門家の指導の下で行うことです。
置き換えのドリンクも、適当に選んでしまうと栄養不足や筋肉減少の原因にもなりますので、専門家の下で選びましょう。

アスリートさんに限らず、基本的にファスティングは、知識が中途半端な場合は専門家の指導の下行うのが一番安全です!!

そんな専門家に相談してみたい方は、以下の公式LINEより、承ります^^

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この記事を書いた人

歩くスパニスト・筋肉維持に基づいたファスティングカウンセラーとして活動中。 食傾向のお悩み・免疫力UP・ダイエットサポート。 健康志向ですが、甘党のパンケーキマニアで年間15回ぐらいは開拓中です。 趣味は旅行・バスケやその他のスポーツ観戦・軽めの運動・読書、グルメやカフェめぐりなどなどアウトドアでもありインドアも好き。

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